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堺屋太一氏が世界に残したものとは? 著書を一覧にしたらスゴかった

2月8日に堺屋太一氏が死去されたとのニュースが入りました。

昭和45年の大阪万博の開催にかかわり、関西の活性化にご尽力なされた方でした。

歴史から学び未来を見据えておられた堺屋氏が残された著書は数知れずあります。

堺屋氏の著書は読み物としてというよりは学びの多いものが多く、出版されるたびにその視点に読者を驚かせています。

それが、歴史から学ぶ姿勢があってなのだから、私たちはそこから学ぶことがができます。

それは堺屋氏が残してくれた財産といえると思います。

どのくらいの著書を残してくださったのか?

それを年代別に一覧にしてみました。

堺屋太一さんとは

1935年、大阪府生まれ。
東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現経済産業省)入省。

日本万国博覧会を企画、開催に携わられました。
ほかにも沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を進めてこられました。

78年同省を退官し、作家としての執筆活動を開始され、数々の著書を残されました。

歴史を深く学び、そこから現代から未来を予測する予測小説の分野を拓かれました。

経済、文明評論、歴史小説など現在までに100作以上を執筆されています。

「団塊の世代」という言葉の生みの親としても知られます。

1998年から2000年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、2013年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を務められました。

著書一覧

1970年代

破断界 (実業之日本社) 1976/1/1

1980年代

群化の構図―「知恵の文化」が創る日本列島 (実業之日本社) 1980/7/1

巨いなる企て(上)(講談社) 1980/9/1

巨いなる企て(下)(講談社) 1980/9/1

ひび割れた虹 (文春文庫) 1982/1/1

日本人への警告 (プレジデント社) 1982/3/1

峠の群像 (上)(日本放送出版協会 ) 1981/11/1

峠の群像 (中)(日本放送出版協会 ) 1982/2/1

峠の群像 (下)(日本放送出版協会 ) 1982/6/1

先取りの群像・大阪―関西過去・未来考(PHP研究所) 1983/1/1

イベント・オリエンテッド・ポリシー―楽しみの経済学 1984/1/1

楽しみの経済学―イベント・オリエンテド・ポリシー (角川文庫 ) 1985/6/1

知価革命―工業社会が終わる知価社会が始まる(PHP研究所) 1985/12/1

峠の群像〈1〉 (文春文庫) 1986/12/1

峠の群像〈2〉 (文春文庫) 1986/12/1

峠の群像〈3〉 (文春文庫) 1987/1/1

峠の群像〈4〉 (文春文庫) 1987/1/1

※峠の群像は現代にいたっても人気があり、出版社をまたいで出版されている。

現代を見る歴史 1987/9/1

維新の知識と情熱 (日本を創った戦略集団)(集英社) 1988/3/1

世紀末の風景 (文春文庫) 1988/4/1

先見後顧 (毎日新聞社) 1988/11/1

峠から日本が見える (新潮文庫) 1989/10/1

1990年代

知価革命―工業社会が終わる 知価社会が始まる (PHP文庫) 1990/6/15

「新都」建設―これしかない日本の未来
1990/12/1

現代を見る歴史 (新潮文庫) 1991/4/1

千日の変革―日本が変わる社会が変わる (PHP文庫) 1991/6/17

マニュアルはなぜわかりにくいのか―日本語と経済の情報摩擦 1991/10/1
木下是雄 鈴木孝夫 共著

今、世界の風は (風と炎と)(サンケイ新聞社) 1992/4/1

家康―「欣求浄土」と「天下取り」の発想(プレジデント社) 1992/6/1

燃え続けた炎 (風と炎と)(サンケイ新聞社) 1992/8/1

動き出した「文明のマグマ」 (風と炎と)(サンケイ新聞社) 1992/12/1

組織の衰退 ―何が企業の命運を決めるのか(PHP研究所) 1993/3/1

豊臣秀長―ある補佐役の生涯〈上〉 (文春文庫)1993/4/1

豊臣秀長―ある補佐役の生涯〈下〉 (文春文庫)1993/4/1

鬼と人と―信長と光秀 (上巻) (PHP文庫)
1993/5/1

鬼と人と―信長と光秀 (下巻) (PHP文庫)
1993/5/1

危機を活かす(講談社) 1993/8/1

日本とは何か (講談社文庫) 1994/2/1

風と炎と〈上巻〉 (新潮文庫) 1994/4/1

いま、甦る聖徳太子―御廟・叡福寺とともに 1994/5/1

世は自尊好縁―満足化社会の方程式を解く 1994/7/1

日本革質―社会の質を変えねば繁栄はない (PHP文庫) 1994/7/1

経営創革―自由競争とローコストに向けて・堺屋太一と12人の対話(実業之日本社) 1995/2/1

満足化社会の方程式 (新潮文庫) 1996/4/1

競争の原理 1996/10/1
渡部昇一 共著

毛利元就―「はかりごと多きは勝つ」 秀吉が、そして家康が畏怖した男 1997/1/1
百瀬明治 戸部新十郎 共著

「次」はこうなる(講談社) 1997/8/1

徳川慶喜―「最後の将軍」と幕末維新の男たち1997/12/1

欣求楽市―戦国戦後半世紀 1998/3/1

秀吉―夢を超えた男 〈上〉 (日本放送出版協会) 1995/12/1

秀吉―夢を超えた男〈下〉(日本放送出版協会) 1996/10/1

秀吉―夢を超えた男〈上〉 (NHKライブラリー) 1998/5/1

秀吉―夢を超えた男〈中〉 (NHKライブラリー) 1998/5/1

秀吉―夢を超えた男〈下〉 (NHKライブラリー) 1998/5/1

秀吉―夢を超えた男〈1〉 (文春文庫) 1998/11/1

秀吉―夢を超えた男〈2〉 (文春文庫) 1998/11/1

秀吉―夢を超えた男〈3〉 (文春文庫)
1998/12/1

秀吉―夢を超えた男〈4〉 (文春文庫)
1998/12/1

※「秀吉―夢を超えた男」も出版社をまたいで出版されている。

俯き加減の男の肖像 (新潮文庫) 1998/4/1

未来はいま決まる―ビッグバンの予測と現実(フォレスト出版) 1998/6/1
リチャード・C・クー、R・ターガート・マーフィー 共著

あるべき明日―日本・いま決断のとき(PHP研究所) 1998/7/1

「大変」な時代―常識破壊と大競争 (講談社文庫) 1998/8/1

歴史に学ぶ「勝者」の組織革命 (歴史に学ぶ) (集英社文庫) 1999/7/16

2000年代

歴史に学ぶ「変革期」の人と組織 (歴史に学ぶ) (集英社文庫) 2000/3/1

明日を想う(朝日新聞社) 2000/8/1

進むべき道―日本は楽しくなれる(PHP研究所) 2001/1/1
浜田宏一 共著

時代末〈上〉 (講談社文庫) 2001/6/1

時代末〈下〉 (講談社文庫) 2001/6/1

堺屋レポート1997‐2001 (朝日文庫) 2001/7/1

時代が変わった(講談社) 2001/12/25

明日を企てる12人 2002/3/1

「豊かさ」はどこへ行くのか―日本経済の百年を考える (NHK人間講座)(NHK出版) 2002/3/1

日本の盛衰―近代百年から知価社会を展望する (PHP新書) 2002/10/1

「平成三十年」への警告―日本の危機と希望を語る 2002/11/1

東大講義録 ―文明を解く― 2003/4/11

高齢化大好機 (ビジネスリーダー・シリーズ)(NTT出版) 2003/4

平成三十年 (上) (朝日文庫) 2004/1/30

平成三十年 (下) (朝日文庫) 2004/1/30

歴史からの発想 停滞と拘束からいかに脱するか (日経ビジネス人文庫) 2004/3/2

国民の知らない昭和史 (ワニ文庫) 2004/4/1
猪瀬直樹 半藤一利 他1名共著

どうして売れる ルイ・ヴィトン(講談社) 2004/10/16

「わがまま」のすすめ (東京書籍) 2004/12/1

ブランドと百円ショップ 知恵働きの時代(朝日新聞社) 2005/3/17

団塊の世代 (文春文庫) 2005/4/1

ブランド大繁盛 (ビジネスリーダー・シリーズ)(NTT出版) 2004/5/1

エキスペリエンツ7 団塊の7人(日本経済新聞出版社) 2005/7

油断! (日経ビジネス人文庫) 2005/12/1

こんな日本に誰がした(扶桑社) 2006/12/19
岡崎久彦、渡部昇一 共著

日本を創った12人 (PHP文庫) 2006/2/1

堺屋太一が解く チンギス・ハンの世界2006/2/11

団塊世代 「次」の仕事 2006/5/11

活断層 2006/12/6

日本の社会戦略 世界の主役であり続けるために (PHP新書) 2006/11/16
稲盛和夫 共著

私のこだわり人物伝 2007年2ー3月 (NHK知るを楽しむ)(NHK出版) 2007/1/1

風林火山の帝王学 武田信玄 (プレジデント・クラシックス) 2007/10/3
新田次郎、上野晴朗 共著

これからの十年日本大好機 (日経ビジネス人文庫) 2007/5

世界を創った男 チンギス・ハン 1(日本経済新聞社出版局) 2007/7/31

世界を創った男 チンギス・ハン 2(日本経済新聞社出版局) 2007/7/31

世界を創った男 チンギス・ハン 3(日本経済新聞社出版局) 2007/9/26

世界を創った男 チンギス・ハン 4(日本経済新聞社出版局) 2007/11/17

※「世界を創った男 チンギス・ハン 」はのちに日経ビジネス人文庫でも出版される。

松下幸之助経営回想録 (プレジデント・クラシックス)2007/10/3
松下幸之助

風林火山の帝王学 武田信玄 (プレジデント・クラシックス)2007/10/3
新田次郎/堺屋太一/上野晴朗ほか6名の共著

信長―「天下一統」の前に「悪」などなし (PRESIDENT Classics)2007/11/1
石原 慎太郎 塩野 七生他共著

人生の「秋」の生き方(PHP研究所) 2008/1/2

対話 芸術のある国と暮らし(実業之日本社) 2008/4/19

団塊の世代「黄金の十年」が始まる (文春文庫) 2008/8/5

イベント学のすすめ(ぎょうせい) 2008/9/11

東京タワーが見た日本 1958−2008(日本経済新聞出版社) 2008/11

日本 米国 中国 団塊の世代(出版文化社) 2009/3/29

凄い時代 勝負は二〇一一年(講談社) 2009/9/2

堺屋太一の見方 (PHP文庫) 2009/4/1

2010年代

歴史の使い方 (日経ビジネス人文庫 ) 2010/1/6

巨富への道 2010/5/13

東大講義録 文明を解く I (日経ビジネス人文庫) 2010/11/2

東大講義録 文明を解くII―知価社会の構造分析 (日経ビジネス人文庫) 2010/12/2

緊急提言日本を救う道 (日経プレミアシリーズ)(日本経済新聞出版社) 2011/5

第三の敗戦、緊急警告!(講談社) 2011/6/4

世界を創った男 チンギス・ハン〈上〉 (日経ビジネス人文庫) 2011/8/2

世界を創った男 チンギス・ハン<中>―勝つ仕組み (日経ビジネス人文庫) 2011/9/2

世界を創った男 チンギス・ハン〈下〉―天尽地果 (日経ビジネス人文庫) 2011/10/4

体制維新――大阪都 (文春新書) 2011/10/31
橋下徹 共著

図解大阪維新とは何か(幻冬舎) 2012/07/07
上山信一、原英史 共著

人を呼ぶ法則 (幻冬舎書) 2012/9/28

「維新」する覚悟 (文春新書) 2013/1/20

団塊の秋 (祥伝社) 2013/11/2

戦国時代の組織戦略(集英社) 2014/6/5

全一冊 豊臣秀長 (PHP文庫) 2015/3/4

堺屋太一が見た 戦後七〇年 七色の日本(朝日新聞出版) 2015/11/20

歴史の遺訓に学ぶ 日本を拓いた偉人たち(致知出版社) 2016/03/25
渡部 昇一 共著

団塊の後 三度目の日本 (毎日新聞出版) 2017/4/20

三人の二代目 〈下〉 上杉、毛利と宇喜多 (講談社+α文庫) 2017/9/21

三人の二代目 〈上 〉上杉、毛利と宇喜多 (講談社+α文庫) 2017/9/21

地上最大の行事 万国博覧会 (光文社新書)2018/7/18

翻訳

経済成長擁護論―終末論を告発する (日本経済新聞社) 1976/1/1
ウィルフレッド・ベッカーマン 著
堺屋太一 翻訳

破局に備える―’80年代を乗り切る法 (講談社) 1980/1/1
ハワードJ・ラフ 著
堺屋太一 翻訳

超巨人・明の太祖朱元璋 (講談社文庫) 1989/11/1
呉 著 堺屋太一 翻訳

太平洋の世紀〈上〉(阪急コミュニケーションズ) 1993/5/1
フランク・B・ギブニー 著
堺屋太一 翻訳

太平洋の世紀〈下〉(阪急コミュニケーションズ) 1993/7/1
フランク・B・ギブニー 著
堺屋太一 翻訳

おわりに

堺屋太一氏の出版を流れで見てみると、堺屋氏が一つのことに長年かけて変化を観察し、一つのことを多くの視点から見つめ、多くの切り口で書籍化されていることがわかります。

視野が狭く視点を少なくしてしまいがちな私たちですが、堺屋太一氏の残した著書からその見方を学んでゆけると感じる作業となりました。

感謝とともにご冥福をお祈りいたします。

ABOUT ME
ギボンヌ
こんにちは。兵庫県在住のギボンヌです。 「人生は実験だ!」と思って生きています。 表も裏も上から下から、いろんな角度から覗いてみたいのです。