歯科

有村藍里がうけた歯肉切除とセラミック矯正とは?リスクはあるか

こんにちは。ギボンヌです。

有村藍里さん(有村架純さんのお姉さん)が歯茎の切除とセラミック矯正施術を受けたことを告白されましたね。

有村藍里さんはガミースマイル(笑ったときに歯茎が見える)ことを気にされていたのだそうです。

人前にでるお仕事、特にモデルや女優さんはお顔についてを大切にされるので、大きな決断だったのだろうと思います。

私は審美歯科にいたときに、同じような悩みを持つ女性から沢山の相談をききました。

きっと、コンプレックスを無くして自信を持てるならと、この治療を求める方は一般の方にも多いと思います。

その有村藍里さんの治療について、どんな治療だったかを歯科技工士のギボンヌの目線で考えつつ、今後同じような治療を求める方に、それについてのリスクや注意したいことをお伝えしていきたいと思います。

有村藍里さんの前後写真を見比べる

有村さんは公表されるまえ、親知らず4本と、八重歯2本の「歯を6本抜いた」だけだと説明されていました。

それは通常のブラケットでの矯正の説明だったのだろうと思います。

ですが、ブラケットでの歯科矯正だと有村藍里さんの歯茎の位置はそんなに変わることがないでしょう。

ご覧になって分かるように、有村さんの場合、歯自体が元々出ていないのです。

歯茎だけの問題だったので、ブラケットでの歯科矯正は却下されていたのだと思います。

歯茎切除とセラミック矯正

「歯茎を切除してセラミック矯正をした」

と公表されたましたが、これはどういうことかというと、

①歯茎を切除して歯が見える範囲を大きくする。

つまり、歯の根っこのほうまで見せる事で歯茎の見える範囲は小さくなります。

歯茎が安定するまでは仮歯を入れて過ごす必要があります。

ここで急ぐとあとで歯茎が減ってしまって歯の継ぎ目が見えて美しくありませんから焦らない方がいいでしょうね。

②歯を削る。

有村さんの場合は見てわかるように6本(犬歯から犬歯まで)をオールセラミックの被せ物にを被せています。

オールセラミック以外のメタルボンドなどの可能性もありますが、おそらく、時代の流れからしてオールセラミックだろうと思います。

そして、少し長さを短くして、内側に入るようにするためには、6本の歯の全ての神経を抜いています。

神経を抜かなければ歯の向きはかえられないのです。

美しさのためとはいえ、6本の歯の神経を抜くのは勇気がいることだと思います。

③そこに、オールセラミックが理想的に入れられる向きと長さの土台を入れる。(おそらく、ファイバー)

④その上にオールセラミックを被せる。

側切歯は中切歯や犬歯に比べて全長が短いですから、その根っこが短くなり強度が少なくなることを考えると、中切歯から犬歯までの3本ないし、6本を連結しているかもしれません。

「セラミック矯正」などというと、歯に傷を付けずに矯正するイメージがあるかもしれませんが、要するにセラミックで都合の良い形に作り変えることなので、自分の歯を大きく削っていることを知ってほしいですね。

「セラミック矯正」なんて、都合のよい言葉を使うなぁと思います。

「セラミック矯正」という治療を受ける人は、覚悟が必要です。

メリットとデメリット

どんな治療においてもメリットとデメリットはあります。

もし有村さんの治療をこのようなものだと想定したとすればのメリットとデメリットを考えてみましょう。

この治療のメリット

顎骨を削るような治療と違って治療が大掛かりではないため、神経などの痺れが残るようなことがない。

比較的短期間で治療が完了できる。

オールセラミックなので変色がなく美しい。

土台にも金属を使わないため歯茎が暗くみえたり、メタル色に変色することがない。

この治療のデメリット

歯茎を切除するので、歯茎が弱りやすい。

歯の根っこが短くなるので、歯自体が動揺に弱くなる。

歯の神経を抜くので、歯自体が弱くなる。

オールセラミックが硬いのでそれによって、下の歯が削れてしまいやすい。

オールセラミックのあたりが硬くてカチカチ音がなる。

有村藍里さんの下の歯はあまり見えないのでわかりませんが、下の歯も治療してセラミックだと、かなりカチカチあたりストレスになります。

逆に、下の歯が天然歯のままだとすれば、上のセラミックの硬さに負けて、すごい勢いで削れてきます。

歳を重ねると、ズルズルにすり減ってしまい、神経まで到達して、とても不快な状態になります。

まとめると

見た目はとても綺麗に仕上がります。
治療自体のリスクは少ないと思います。

ただ、今は綺麗ですが、経過してゆく中で、日々の歯のお手入れはもちろんですが、歯科医院での定期的なお掃除やメンテナンスをしっかりとしてゆく必要があります。

寝ている間に噛み締めなどがあると、歯にダメージがあるので(オールセラミックで下の歯が削れてしまうことや、歯が動揺しやすいこと)マウスピースなども活用するといいのかもしれません。

おわりに

有村藍里さんはとても大きな決断をされ治療に挑まれました。

見た目について、周りにいろんな言葉をかけられて傷ついている女性を沢山みてきましたので、公表されたことにも胸が痛みます。

同じように悩む女性が、審美治療をされる事はこれからもあるでしょう。

今の美しさももちろん大切です。
そして、その先にある美しさも保って頂きたいと思います。

美しさ、それはつまり健康です。

大きな施術にはリスクはついてきます。

そのリスクを取ってでも施術を受けるのですから、その気持ちを大切にしたいと思うのです。

「施術を受けたら完成!」と思わずに、日頃のケアや定期的なものメンテナンスも続けて頂ければと思います。

ABOUT ME
ギボンヌ
こんにちは。兵庫県在住のギボンヌです。 「人生は実験だ!」と思って生きています。 表も裏も上から下から、いろんな角度から覗いてみたいのです。