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保険適応外になる薬は?陥らせた理由と医療費削減以外の利点

こんにちは。ギボンヌです。

医療機関で処方される薬の一部が保険適応からはずす案が上がってきましたね。

企業の健康保険組合で構成する健康保険組合連合会(健保連)は22日、医療機関で処方される市販薬と同じ成分の花粉症治療薬について、医療保険の適用から除外し全額自己負担にすべきだとの提言を取りまとめた。保険財政悪化への対応策と位置付け、最大で年600億円程度の医療費削減効果があると試算。

引用:jiji.com「花粉症薬、保険適用外に=医療費600億円削減-健保連提言」

個人的には、「やっとか」という感じです。

でも、これは本当に必要としている患者さんには負担が大きいことですよね。

今回は保険適応外になる薬についてと、陥らせた理由である悪癖について、そして医療費削減以外の利点についてもまとめてみたいと思います。

保険適応外になる薬は?

健康保険組合連合会(健保連)は「湿布・花粉症の治療薬など市販薬で代用できるもの」を保険適応外にすることを提言しています。

もう少し細かくしてみます。

市販薬で代用できるものとしては、
湿布、ビタミン剤、保湿剤、脂質異常の改善薬、鼻炎薬、風邪薬、うがい薬、花粉症治療薬、などが保険適応外になる薬として対象となるようです。

これは結構大変なことだと慌てる方も多いでしょうね。

例えば、花粉症の方は毎年のことでしょうし、湿布以外に処方できないと病院から言われて、湿布で耐えている人もいる人もいるでしょう。

風邪薬が保険適応外となるなら、風邪を引いても病院には行きにくくなりますね。

これは、カラダについてキチンと考えてゆかざるを得ない時がきたのかもしれません。

保険適応外に陥らせた理由の悪癖とは?

そもそも、健康保険組合連合会(健保連)の試算で、効能が同じ市販薬で代用できるものを保険適応外にしたら、年間で2126億円の医療費を削減できるというところまで行ってしまっていることが問題ですよね。

なぜそこまでになってしまったのか?

①医者が必要のない薬まで処方する

②患者が薬を多めに貰おうとする

③患者が薬で治ると思っている

①医者が必要のない薬まで処方する

これは、患者としていつも感じていたことです。

怪我をした時に湿布を出された経験があります。

それも、すごく量が多いのです。

いっぱい余るんですよね。

おじいちゃん、おばあちゃんが袋いっぱいの薬をもらって、飲みきれなくて余ってしまう。

次々新しい薬がでるから、古いものから処分するしかないという。

「余ってるから減らして欲しい。」

「余ってるからいらない。」

といっても、処方されてしまう。

医者は「お金かからないから貰っておけばいい」みたいな顔して薬を処方する。

医者がそういう態度でいると、患者さんは保険適応だとほとんどお金を払わなくてお薬を処方されるから「薬は安いもの」という感覚になってゆく。

これは悪循環ですよね。

②患者が薬を多めに貰おうとする

例えば、保湿剤の「ヒルドイド」なんかは、美容系で人気がありましたよね。

朝日新聞が美容目的での使用に疑問を投げかける記事を掲載したことで話題となった医療用医薬品の血行促進・皮膚保湿剤「ヒルドイド」。

処方が大きく伸びているのは20~50歳代の女性。処方量の増加により、医療費は60億円押し上げられました。公的医療保険財政が逼迫する中、処方する側、される側、双方にモラルとコスト意識が求められています。

引用:answer News「ヒルドイド」やはり処方は急増…医療費60億円押し上げ 「美容目的」使用広がる?

処方薬なのに、なぜ?と思うのですけれど。

ネット上でまるで美容の「裏技」かのように、「ヒルドイドを塗るとしっとりする」などと書いていたりしました。

おかしいですよね。

美容目的であれば、保険対象からは外れているものではないかと思います。

必要でない患者が薬を貰いすぎていたりするんです。

本当に切羽詰まって必要としている人はいるんですよ。

そういうことをやってきた患者と、ホイホイ薬を出す医者がいたから、医療費がふくらんでしまっている、という部分はあると思います。

③患者が薬で治ると思っている

医者はなにか悪いところを見つけて、治療する大義名分としての「病名」をつけなければいけません。

病名をつけて、やっと保険点数となり、薬を処方するわけです。

病院では対処療法が多いですね。

膝が痛いといえば、湿布が出たり、肌がカサカサしたら保湿薬がでます。

なかなか根本治療に向かわない原因は医者にもあり、患者にもあります。

薬で治るかのように処方してしまっている医者と、薬で治してもらおうとする患者。

両方がマッチポンプになっている。

そもそも、風邪は風邪薬ではなおりません。

養生して、治るのを待つしかありません。

なぜ、風邪をひいて病院にいくか?風邪薬を飲むか?といえば、療養できない状況があるからです。

「仕事は休めない」
という、カラダより仕事を優先する状況です。

薬を飲みながら仕事を休むことなく治したいということなんです。

でも、これは症状を抑え込み、騙し騙しやっているにすぎません。

それに医者は風邪を治療できないことを知っていますよね。

「風邪くらいで病院にくるな」
というスタンスです。

風邪でも患者がきてしまったら、病院の立場としては、診察をして、点数を出さなくてはいけません。

そして、薬を処方したりしますね。

それは根本治療ではなく、症状に対しての対処をしているだけにすぎません。

しかしながら、患者の「薬で治る」神話は根強いです。

製薬会社にとってはそう信じてもらうほうが好都合ということもあるでしょう。

お金儲けになりますから。

でも、やりすぎてしまいましたね。

保険適応外になることの利点

ここまで読んでくださったかたはお気づきと思いますが、保険適応内の薬についてはすごく無駄が多いんです。

本当に必要ではない人が保険適応内の薬を多くもらっていたり、医者が必要以上にに多く処方していたり、対処療法として表面的な治療で済ませてしまっている状況があります。

その状況を変えていくには荒療治が必要なのでしょう。

この荒療治での利点はあります。

医者が本来の仕事ができるようになる

例えば、私はアトピーを自分で治しました。

医者に頼っていません。

食事を変えたことで治したのです。

アトピーのカサカサやただれているのは異常ではありません。

根本治療を「患者自身」が取り組まなければなりません。

それを医者がキチンと指導するには時間がかかり、それだけでは保険点数も大してつきません。

つまり、ベルトコンベアのように流している保険適応の総合病院のなかでは難しい。

それこそ、そういう治療は自費の診察の方がむいています。

そして「患者自身」が指導を実行して自分で治さなければ、治らないんです。

ということはベルトコンベアの総合病院では、薬をだしておかねば、「あの病院は治してくれない」と評価されてしまいます。

保険適応外の薬が増えることで、患者が本来自分で整えることろをお手軽に薬で治してくれることを期待することへの歯止めになると思います。

つまり、保険適応外の薬を増やすことで、病院に来る患者が減るということにつながるのです。

それに、医者が本来の必要な治療に取り組んでいける状況が整っていくでしょう。

薬漬けの患者を減らせる

人によっては、本当になんでもお薬に頼っている人がいます。

生理痛で薬を飲むし、便秘でも薬を飲むし、お腹を下せば薬を飲む。

夜眠れなければ薬を飲むし、心がソワソワしたら薬を飲む。

私のご近所のお年寄りにお話を聞いても、安定剤などを手軽に飲んでしまっています。

薬過剰状態だと感じます。

それこそ、高齢者の自動車運転事故が増えているというのに、睡眠薬や安定剤をどんどん出している状況には、憂いを感じます。

薬過剰状態は製薬会社のCMなどによる洗脳も大きいです。

薬は多すぎると、薬にはなりません。

全ての薬には副作用があります。
それを理解しておく必要があるのです。

保険適応外になれば、値段が高いから簡単に薬漬けにはなれなくなるでしょう。

そして、自分で健康でいられるように工夫せざるを得なくなるなら、悪くないことだと思います。

おわりに

今回の、一部の薬が保険適応外になる件は、上記のように良い部分もあるのですが、本当に必要人にとっては大変なことです。

ですから、とても難しいことだと思います。

それでも、その「本当に必要な人」の中にも、根本治療を自分で目を逸らさずにやっていく必要がある人がいるとも思っています。

アトピー にしても、花粉症にしても、本気で治す気になれば、治せるものだと思っています。

保険適応外の薬を増やすという荒療治をやる必要があるのはもう、あらゆる方面でいっぱいいっぱいになっているからなのでしょう。

医療費の増大は、いろんな問題をはらみます。

医者自体が不足しているのに、元気な患者さんが並んでしまうという状況も変えていかなければなりません。

医者が倒れてしまっては本末転倒なのです。

自分のカラダは、自分で整えて行けるようにしていきたいものです。

最後までお読みくださりありがとうございます。

ABOUT ME
ギボンヌ
こんにちは。兵庫県在住のギボンヌです。 「人生は実験だ!」と思って生きています。 表も裏も上から下から、いろんな角度から覗いてみたいのです。