カラダ

歯が痛い!虫歯じゃないのに奥歯が痛む原因は歯ぎしり?他の意外な理由

こんにちは。ギボンヌです。

歯が痛い!虫歯じゃないのに奥歯が痛む!ということはありませんか?

実は私はあります。

これは何が原因で痛むだろう?と思っていたので、自分のカラダを観察してみました。

私は歯科技工士なので、虫歯などあると「プロなのに資格がない!」と言われてしまう立場ですが…虫歯があります。

それも、1本や2本でなく、それなりにあり、治療を済ませているものです。

そんな人の言うことは信用できないと思われそうですね。

それは仕方のないことです。

でも、よく考えてみてください。

虫歯がない歯科医師や歯科技工士は、虫歯になっている人の感覚になることができません。

その痛みがわからないのです。

だから、時に患者さんの訴えていることが理解できないときがあります。

でも、私はわかります。

歯科技工士としての視点と痛みが分かる私が、この痛みについて自分のカラダを観察し、原因と理由について考えてみました。

歯が痛いというと、自分の不摂生を責めてしまうことがあるかもしれません。

けれども、そうとも限らない、仕方のないことだったら、自分を責めるだけ無駄なことです。

原因と理由が分かると、痛みがあることで自分のことを責めなくてよくなるかもしれません。

歯が痛い!虫歯じゃないのに奥歯が痛む原因は歯ぎしり?

歯が痛いけれど虫歯じゃない場合、歯医者でよく言われるのは、

「虫歯じゃないから、食いしばりや歯ぎしりを寝ている間にしているのでしょう。マウスピースを作りましょう。」

と言われることが多いと思います。

それも原因の一つだと思います。

食いしばりや歯ぎしりをして痛い場合は、奥歯のすり減りが顕著にみられます。

奥歯の高さが低くなっている場合は、歯ぎしりや食いしばりをしていると思われます。

そして、さらに痛くなる原因があります。

1つチェックしてみてほしいことがあります。

奥歯の治療で、セラミック(メタルボンド、ジルコニア、オールセラミック)を入れていたりしませんか?

白い歯は見た目に綺麗だし、セラミックは割れにくいので、歯科医院でおススメされて、入れている人が多いのではないでしょうか?

そうしたセラミックという素材は歯と比べるとかなり硬いのです。

セラミックは有田焼のような瀬戸物、
ジルコニアはダイアモンドのように硬いとイメージしてもらったらいいと思います。

固ければ割れにくいから良いのでは?と思うと思いますが…。

実は、その硬い素材が噛み合わせの歯を歯ぎしりや食いしばりで削ってしまうということが起こります。

セラミックをいれたら、マウスピースを勧めれる歯科医院もおおいと思います。

それは、そのためですね。

削れてくると、知覚過敏になったり、神経がむき出しのようになって噛むだけで痛み始めます。

これは前歯でも起こります。

恥ずかしながらこれは私の体験談でもあります。

それなら、上も下も、全ての歯をセラミックにしてしまえば痛まなくなるのではないか?

歯がなくなればインプラントにしてしまえば痛む事がなくなるのではないか?

そう思いますか?

これは残念ながらそうではありません。

天然の歯には、適度な弾力があるために、噛むことや、食いしばる衝撃が緩和されています。

歯根膜の弾力もとても重要です。

インプラントでは、力を緩和するためのバネが内蔵されていても歯根膜ほどではなく、衝撃がダイレクトに伝わります。

インプラントを入れている人は思い当たると思います。

セラミックという素材は弾力がなく、衝撃がダイレクトに伝わるため、歯根膜やあごの骨、それに筋肉がその衝撃をもろに食らうこととなるのです。

人によっては頭痛が起こることもあるでしょう。

人間の天然の歯は適度な弾力をもち、適度に削れていくことで、うまくバランスを取っています。

どうしても歯が硬すぎてつらい場合は、金属アレルギーでなければ、ゴールドにするだけでもかなり楽になるかもしれません。

ゴールドは歯の硬さ(耐磨耗性)と近いのです。

もしくは、ハイブリッドセラミックです。

ですが、こちらは耐磨耗性は歯より硬いので同じように噛み合わせの天然歯は削れてしまいます。

ただ、耐衝撃性は弱いので、衝撃が強いと割れてくれるという、ある意味では利点とは思えないような利点があります。

患者さんも、歯医者さんも割れるのを嫌いますけども、割れてくれるから歯やカラダが壊れなくて済むこともあると思っています。

最近では、耐摩耗が歯に近い素材で衝撃性は弱くない、TUMというハイブリッドセラミックのような存在も登場しています。

こちらはまだ扱っている歯科医院は少ないのが現状です。

歯が痛い!虫歯じゃないのに奥歯が痛む原因は知覚過敏?

歯が痛いけど、虫歯じゃないという時には、歯ぎしりや食いしばり、または、歯肉退縮によって歯根がむきだしになっていることによる知覚過敏の痛みが考えられます。

歯の歯冠部はエナメル質という硬い組織で覆われていますが、歯根(歯の根っこ)の部分はセメント質というあまり硬くない組織で覆われています。

その中に象牙質という組織があり、神経(歯髄)があります。

歯肉退縮してセメント質が剥き出しになってしまうと、歯磨きなどでセメント質は削れてしまいます。

また、歯ぎしりや食いしばりがある場合は、そのなかの象牙質が剥離してしまうこともあります。

虫歯じゃないのに、「風が吹いたら痛む」「冬になると痛む」のはそういうことも考えられます。

歯ぎしりに関しては、ヒモトレが個人的には有効だと感じています。

歯ぎしりに試したいヒモトレについてはこちらの記事にまとめていますのでご覧ください。

夜、寝る時は歯ぎしりしているか自分ではわかりませんし、気をつけることができません。

ヒモを巻くだけで、というとマユツバかもしれませんが。

100均などで買える手芸ヒモ(丸ヒモ)でできるので試してみる価値はあると思います。

友人はヒモトレを始めてから、「そう言えばあさ起きた時に血の味がしなくなった」と言っていました。

私もこれでかなり楽になりました。

疲れてくると、歯ぎしりや食いしばりをするようで、ハイブリッドセラミックスの被せ物などが割れやすいのです。

ヒモトレをしていると今のところ割れることがなくなりました。

歯が痛い!虫歯じゃないのに奥歯が痛む原因は歯ぎしり?他の意外な理由

実はほかにも歯が痛む理由があります。

それは気圧です。

気圧が猛烈に下がって来た時、歯だけでなく、顎や頭まで痛くなることがあります。

気圧と奥歯の痛みの関係を自分のカラダで調べてみたのです。

「頭痛ーる」という気圧の変化を見ることができるアプリがあります。

そこで歯痛がおこるときに記録をしていると、だいたい気圧が下がる前後で痛くなっては、何事もなかったようにスーーッと引いていきます。

この気圧で痛くなるパターンはなぜ起こるかというと、治療で神経(歯髄)を残している場合に痛むのではないかと思います。

神経を残して、被せ物(クラウン)を被せている状態のことです。

神経を取らない方が歯が強いので、取らないでいけるなら…と歯科医師が「残して治療しましょう」ということが多いです。

神経を取らないのは歯を長く残すためにはありがたいとおもいます。

でも、神経を取らない場合は、痛む可能性が高いことを知っておいた方がいいでしょうね。

小さな虫歯を詰め物で治療している場合はそういうことはないと思います。

詰め物でも、神経ギリギリまで削って歯髄を残している場合は、気圧で痛んでくる場合はあると思います。

治療が悪いから痛むのではなく、痛みがでてしまう治療を選択しているから痛んでいる。

仕方がないということです。

歯科医師は、虫歯がない人も多いので、この辺りの痛さや辛さは分からない人が多いかもしれません。

おわりに

今回は虫歯じゃないのに奥歯が痛む原因と理由について、歯科技工士の目線と、実際の経験とでまとめてみました。

とはいえ、まずは虫歯や歯周病に対しての衛生管理には努めて頂きたいなとおもいます。

私は歯磨き粉は使いませんが、歯ブラシ、ワンタフトブラシ、フロスを使って毎日歯磨きをしています。

どうしても歯ブラシ一本では綺麗にすることはできませんから、ぜひワンタフトブラシとフロス(ブリッジがある人は歯間ブラシも!)を使っていただけたらと思います。

虫歯もなく、歯肉から血が出るようなこともなく締まっているのに、歯の痛みがある場合は、上記の理由が考えられます。

今、衛生管理かできているなら、過去の自分の不摂生や癖を責めることは無駄なことです。

歯ぎしり、食いしばりするのは、カラダのバランスもあるでしょうし、頑張って力んでいるからなのかもしれません。

すこし、「なーんだ、仕方ないのか」と力が抜けるといいなぁと思います。

その上で、対処する必要があれば、奥歯の被せの素材を変えてみることや、カラダのバランスを整えること(ヒモトレやカラダのメンテナンス)など、対処してみてほしいと思います。

私はセラミックからハイブリッドセラミックに変えただけでも、随分楽になりました。

謎の歯痛で苦しんでいる人の、歯の痛みと悩みが緩和されますように。

最後までお読みくださりありがとうございます。

ABOUT ME
ギボンヌ
こんにちは。兵庫県在住のギボンヌです。 「人生は実験だ!」と思って生きています。 表も裏も上から下から、いろんな角度から覗いてみたいのです。